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タイポ(typo)とは
印刷 の誤植(typographical error)を意味する俗語で、IT業業界ではタイプミスや誤変換の事をタイポという。
タイポチェック
IntelliJ IDEA では、こういったタイポを緑色の波線で教えてくれる。ワードとかにあるスペルチェックと同じものだ。
ファイルを開いた際にインスペクターが自動で動いてチェックが走る。
プロジェクト内の全ファイルを対象にタイポチェックを走らせる事も出来る。
Analyze > Run Inspection By Name... > Typo
(Cmd + Shift + Alt + i で、typo と入力してもOK)
Whole Project, *.java
など拡張子を指定しておいた方が早くチェックが終わってくれる。
実行するとファイル毎に検出したタイポが表示される。
辞書登録
なかには、これタイポじゃないんだけどなぁ、というワードもあるだろう。
そういう時は右クリックで表示されるメニューにある Save to dictionaly という所をクリックする事で、許容するワードとして追加される。
以降はタイポとして検出される事はなくなる。
許容設定したワードは何処にいったの?
下記のAccepted Wordsに追記されている事が確認出来る。
ここから、-ボタンで削除する事も出来るし、+ボタンで新たに許容ワードを追加する事も可能。
Preference > Editor > Spelling > Accepted Words
因みにAccepted Wordsに追加した文字列は下記のファイルに保存されているぞ。
.idea/dictionaries/YOUR_PC_NAME.xml
Dictionariesとは
Accepted Words の隣に付いているDictionariesというタブ
こちらはdic(辞書)ファイルというのを指定して、既存のワードとして扱う事が出来る。
こちらも同様にこのファイルに記載のワードはタイポとして扱われなくなる。
*.dicファイル
文字列を改行区切りで保存して、拡張子を.dicにしたもの
辞書ファイルを追加するには
Custom Dictionaries Folderの"+"ボタンを押して、
*.dicファイルが保存されているディレクトリを追加、
ディレクトリ内の*.dicファイルを認識してくれる。
辞書ファイルを作成しておけば、プロジェクト内で辞書ファイルを共有して
みんなで共通の辞書として利用する事ができる。
おしまい
encountって和製英語だったんですね。
本来はencounter
register を registと書いちゃうのと同じだ。
勿論タイポになるんだけど、既存のプロジェクトでは至る所で使われてるので、
さっさと修正するか、諦めるなら辞書登録しておくのが吉。