GCPでWindows ServerのVMを建てる

Windows ServerのVMインスタンスをたてて、
RDPで接続する事で、デスクトップPCとしてWindows を利用する事が出来ます。

Windows Server ってサーバー用のOSだから、
デスクトップPCじゃないと思ってたんですが、
普通にWindows 10のデスクトップPCとして使えるOSです。

GCEインスタンス

GCP(Google Cloud Platform)でいう、VMとはGCE(Google Compute Engine)のことです。

家のPCだと、ネット環境がいまいちなんですが、
GCP内のネットワークはとても早いので、何かしらのソフトのダウンロードやインストールがめちゃ早くて済みます。
色んなWindows ソフトをインストールして試してみるような環境として利用したりしてます。

あと自作ソフトなんかを、
クリーンなWindows環境でちゃんと動作するかなどのテスト環境としても利用できます。

試し終わったらVMインスタンスなので、
さっさと削除して、また必要になった時に再構築すればいい。

GCE料金

かかるお金は、起動中のGCEインスタンスに対してと、
確保したハードディスクなどのボリュームサイズに応じて従量課金されます。
CPU・メモリー、GPUは、GCEインスタンスを停止しておけば、お金はかかりませんが、

ハードディスクのボリューム料金だけは停止中でも課金対象なので、ご注意ください。

Compute Engine 作成

東京リージョンの場合、aゾーンのみがGPU割り当て可能になっています。

GCPコンソールから、
Compute Engine > VMインスタンス

n1-standard8

CPU: 8core
Memory: 30GB

ブートディスク

Windows Server 2019 Datacenter
Volume: HDD50GB

ブートディスクにWindows Serverを選択した場合、
Volumeは50GB以上に設定しないといけないようだ。

可用性ポリシー

プリエンプティブをオン(有効)にすると、料金が半分くらいになります。
ただ、最長24時間で急に停止します。
また立ち上げることは可能です。

GPU使用する場合、QUATO(割当)が必要

GPUを使う場合は、GPUの利用割当というのが必要になります。
デフォルトでゼロの状態なので、GPUを何個まで利用するかの申請をしなくてはいけません。

GCPコンソールの
IAMと管理 > 割り当て 
All region で、GPUの割り当てが上限ゼロになっているので、必要な数を申請します。

割り当ての編集からすすんで、申請欄に英語で必要な理由を記載して申請しましょう。
"Use for Gaming PC" とか、

自分の場合は、だいたい3時間くらいで申請が通り反映されました。

パスワードの設定

インスタンス作成後に、RDP接続するためのパスワードを作成します。

Windows パスワードを設定

これ一回しか表示されないのでメモっておきましょう。
最悪、パスワード忘れたらまたインスタンス作り直すか、gcloudコマンドでリセットできるのかな??

RDP接続する。

Macであれば、Microsoft RDPというアプリを使うのが良さそうです。
Windows であれば、デフォルトでリモートデスクトップというのを使えば接続が出来ます。

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