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getで、文型を意識しよう
実はgetという動詞は、
第1文型から第5文型まで、全てで使える特別な動詞なんです。
そして文型によって、getの意味合いも変わってくるので、
文型を意識するときに、getはちょうど良い例になるわけです。
第一文型 (SV)
到着する。
私は午後10時ごろ会社に着いた。
I got to the company around 10 p.m.
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S V M
第二文型 (SVC)
〜の状態になる。
私はオフィスで走った後、疲れました。
I got tired after running in the office.
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S V C M
第三文型 (SVO)
〜を手に入れる、〜を受け取る。
私たちはクライアントから電子メールを受け取りました。
We got an email from our client.
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S V O M
第四文型 (SVOO)
〜に、〜をあげる、送る、買ってあげる。
彼はその美味しいクッキーを彼女にあげた。
He got her those delicious cookies.
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S V O1 O2
第五文型 (SVOC)
〜を、〜の状態にする、させる。
彼は彼女を幸せにした。
He got her happy.
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S V O C
文型を捉える。
このgetの本来を意味を理解するためには、文型を捉える必要があります。
そのためには、getが自動詞なのか、目的語をとる他動詞として使われているのか。
はたまた、動詞の次に続くのが、
副詞なのか、補語となる名詞または形容詞なのかを見極める必要があります。
ここらへんが、わかってくると正確に文型を捉えて、
getの本来の意味がわかってくるかと思います。
おしまい
ちなみに、よく映画などでも聞く。
get out
というフレーズですが、これは第一文型みたいです。
でていけ
[you] get out
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S V M
命令文なので、youは省略されていて。
out(外に)というのが、副詞になっていて動詞を修飾しているんですね。
もし、誰かにget out!
なんて言われたら、第一文型(SV)だと冷静に受け止めましょう。
get home
も同様に、SV文型で、homeが副詞になっているんだとか。
最近、ランボーを観たんですが、帰れという意味で言ってました〜。