一般的なwebサービスの開発、
いわゆるWeb屋さんの仕事と
今現在所属している、ゲーム開発。
主にソーシャルゲーム開発の経験をしてきて、
結局、どちらが良いのかと、ふと思い返してみた。
結論から言うとやはり、自分にはゲーム開発が合っているようだという事なんですが、
それぞれに良い点と悪い点をあげてみた。
これは筆者の独断と偏見です。
ただ、この記事をみて、まだ社会人になっていない方や、ゲーム開発、またはWeb屋さんに興味があるよという方がいれば
参考になればよいなと思っています。
ゲーム案件の良いところ
- 新しい技術に触れる機会が増える。
- 必要な知識が豊富
- 作ってて楽しい
- 売り上げがやばい
ゲーム開発は開発からリリースまでのサイクルが短いので、その分新規に作成する機会が多いです。
新規に作る事が多いということは、
新しい技術に触れられる機会も多いです。
また、既存の古い箇所でもガッツリ改修できる事が多いです。
インフラから、ゲーム実装、DB設計
各種スクリプト言語など、使えるものは全部使う機会があるので、
貪欲に勉強する事ができる。
KPIや、管理画面など、Web屋さんが作るようなサービスも実装する必要がある。
ゲーム開発の悪いところ
- 残業が多い。
- 更新作業に追われる
- 補填が大変
- ユーザーサポートが大変
- 直前の仕様変更が多い
リリース日がほぼ毎週あるので、毎週大変。
自分のやりたい事を見失いそうになる…。
人生の目的というか、自分のやりたい事を忘れないようにしないとね。
不具合、障害が発生すると復帰作業が大変。
また、炎上しやすいので、補填など対応方法はよく吟味する必要がある。
正直、開発フェーズよりも運営フェーズの方が大変です。
Web屋さんの良いところ
- 残業がすくない
- 大体余裕のあるスケジュール
仕様を作る人と、開発する人が分離しているので、SEの人はとても大変かと思うが、開発に専念している人からすると、
大体余裕がある。
仕様が降りてくるまで、結構待ちになる。
決まった時間に大体おわる。
web屋さんの悪いところ
- 古いサービスをずっと保守する事が多い
- 最新技術を使う事に抵抗がある
- ソースコードが汚い
既存の古いサービス保守が殆どで、新規で何か作ろうという取り組みはすくない。
新規案件であっても、既存の実装を使い回すものが多く、新しい技術に触れる機会は少なく感じる。
保守する人のレベルが様々なので、
基本ソースが汚いです。
会社によっては、他の会社が使っていた実装をそのまま引き継いで運用したりもするので、
コーディング規約なんてものもなく、そんな事を教えてくれる人もいない。
開発環境は制限がある事が多く、
好きなエディタや、IDEが使えない事も多々あり。
おしまい
ゲームもWeb屋さんも両方経験した僕が思うに、
私生活を大事にしたいなら、断然Web屋さんの方が良いだろう。
しかし、ゲーム開発では
次々と新しい技術と触れる機会があり、
淘汰されたゲームはスパッと終了するため
変に保守作業で苦しむこともない。
自分としてはやっぱり新しい技術に触れる機会の多いゲーム開発に携われる事の方が有意義であると思っています。
何かの参考になれればと思います。